本物の愛をちょうだい。
雪夜side
『アタシ、輝いてみたい。』
そう言った美亜の目は
真剣だった。
だから応援することにした。
けど…
「む…む…」
「さっきから、何をむくれてるんだ?」
美亜と付き合いはじめて晴樹と逢うのは初めてだったりする。
「だって…美亜今日も撮影だし…
俺等まだ1回もデートしてない!」
美亜が代役で引き受けた
雑誌が発売されてから、
トントン拍子で美亜のモデル活動が開始された。
美亜は、マヒロのモデル事務所に所属。
redroseのバイトは、
一応まだ在籍していることになってる。
でられる時に出るって美亜が言っていた。
だけど、今は撮影撮影と
俺に逢う暇がないくらい
忙しい。
「それでお前は、
俺の事務所でむくれてるってわけか。」
「だって暇だし。」
暇だから、晴樹の事務所の方に遊びに来た。
「ま、美亜は確実に人気出てるよな。」
「うわッッ!
お前雑誌買ったんか!」
「まあね。
モデル美亜のファンとして。」
「ファンねえ…
お前さ、その…」
「もう美亜に未練はないから安心しろよ。」
「へ?」
「俺、今ペット飼ってるから!」
ペット…
晴樹…
「お前、失恋したからってペットに走ったんか…
可哀想に…」
「結衣!ちょっと来て!」
晴樹が呼ぶと、
奥の部屋から出てきた。
「晴くん何か用?」
「これ、俺のネコ。」
「えーッッ!!
おま…お前ネコって女じゃん!
しかも美亜とタメくらいの。」
晴樹が飼ってると言っていたのは…
金髪…
派手な服装…
どことなく美亜に似てる女。
「結衣、これ俺の幼なじみだから。」
「……。」
睨まれた…
何故か俺は結衣って女に
睨まれた。
『アタシ、輝いてみたい。』
そう言った美亜の目は
真剣だった。
だから応援することにした。
けど…
「む…む…」
「さっきから、何をむくれてるんだ?」
美亜と付き合いはじめて晴樹と逢うのは初めてだったりする。
「だって…美亜今日も撮影だし…
俺等まだ1回もデートしてない!」
美亜が代役で引き受けた
雑誌が発売されてから、
トントン拍子で美亜のモデル活動が開始された。
美亜は、マヒロのモデル事務所に所属。
redroseのバイトは、
一応まだ在籍していることになってる。
でられる時に出るって美亜が言っていた。
だけど、今は撮影撮影と
俺に逢う暇がないくらい
忙しい。
「それでお前は、
俺の事務所でむくれてるってわけか。」
「だって暇だし。」
暇だから、晴樹の事務所の方に遊びに来た。
「ま、美亜は確実に人気出てるよな。」
「うわッッ!
お前雑誌買ったんか!」
「まあね。
モデル美亜のファンとして。」
「ファンねえ…
お前さ、その…」
「もう美亜に未練はないから安心しろよ。」
「へ?」
「俺、今ペット飼ってるから!」
ペット…
晴樹…
「お前、失恋したからってペットに走ったんか…
可哀想に…」
「結衣!ちょっと来て!」
晴樹が呼ぶと、
奥の部屋から出てきた。
「晴くん何か用?」
「これ、俺のネコ。」
「えーッッ!!
おま…お前ネコって女じゃん!
しかも美亜とタメくらいの。」
晴樹が飼ってると言っていたのは…
金髪…
派手な服装…
どことなく美亜に似てる女。
「結衣、これ俺の幼なじみだから。」
「……。」
睨まれた…
何故か俺は結衣って女に
睨まれた。