本物の愛をちょうだい。
そして思わず連れてきてしまった。


俺の家に…


どうするか…

女は無言でソファーに座っている。


「キミ、ミオちゃんって言うの?」


「結衣…」

ミオじゃないのか。
見た所、何故かセーラー服着てるし…

もしかして店の人間?


「結衣ちゃんなんだ。
何で追われてたの?」


「店から逃げたから…」


やっぱりな…


「あのさ、店って…「風俗。アンタさアタシを連れてるとアンタが危ないよ?」
風俗穣か…
未成年が風俗穣って…


親が借金背負って売られたとかだろうな…


「でも結衣ちゃんいく宛ないんだろ?」


「まあ…」


「じゃあ此処にいなよ!」


「は?
だからアタシをかくまったらアンタが危ないんだって!
アタシの店、裏にヤバイのついてるから。」


「わかってる。
大丈夫その変には詳しいから。」


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