本物の愛をちょうだい。
結局、来てしまった。
【redrose】に…。
「あれ?美亜ちん!!」
「龍…オーナーは?」
店を見渡しても、居ない。
「今日は、晴樹さんと
打ち合わせだよ。」
「打ち合わせ?」
「新しい、机を入れるんだって。」
「ふーん。」
良かった。
オーナーが居なくて。
今はなんか会いたくないから。
「あら、生意気娘。
派手な格好してどこ行ってたのよー?」
「どこって…」
「まあ、いいわ。
それよりどうしたの?
思いつめた顔して。」
翼は、興味深々で聞いてくる。
「体調不良が治らないの。」
「夜遊びしすぎなんじゃない?」
「違うの…
おかしいんだよ。アタシ…絶対、病気だよ。」
「病気?
この間病院で検査したときは問題なかったでしょ。」
「だって心臓がドキドキ半端ないし…
なんかツキツキ痛いし…
その人が頭から消えなくて、ヤれなかった。」
「「えーッッ!?」」
二人はおんなじリアクションで驚いた。
「何?」
「美亜ちん、それってさ…恋だよ。」
「こ…こ…恋?」
「生意気娘!
それは病気じゃないわ。
しいて言うなら恋の病よ。」
恋って…
好きと嫌いとか?
このアタシが?
「アホくさ…」
【redrose】に…。
「あれ?美亜ちん!!」
「龍…オーナーは?」
店を見渡しても、居ない。
「今日は、晴樹さんと
打ち合わせだよ。」
「打ち合わせ?」
「新しい、机を入れるんだって。」
「ふーん。」
良かった。
オーナーが居なくて。
今はなんか会いたくないから。
「あら、生意気娘。
派手な格好してどこ行ってたのよー?」
「どこって…」
「まあ、いいわ。
それよりどうしたの?
思いつめた顔して。」
翼は、興味深々で聞いてくる。
「体調不良が治らないの。」
「夜遊びしすぎなんじゃない?」
「違うの…
おかしいんだよ。アタシ…絶対、病気だよ。」
「病気?
この間病院で検査したときは問題なかったでしょ。」
「だって心臓がドキドキ半端ないし…
なんかツキツキ痛いし…
その人が頭から消えなくて、ヤれなかった。」
「「えーッッ!?」」
二人はおんなじリアクションで驚いた。
「何?」
「美亜ちん、それってさ…恋だよ。」
「こ…こ…恋?」
「生意気娘!
それは病気じゃないわ。
しいて言うなら恋の病よ。」
恋って…
好きと嫌いとか?
このアタシが?
「アホくさ…」