本物の愛をちょうだい。
晴樹


俺のデザインした、
ピンクのソファーに座り
嬉しそうにする美亜。


本当は、美亜をイメージしてデザインしたものだったんだけどな。


でもそれを言うのは、
恥ずかしいからあたかも偶然にあったかのようにプレゼントとか言った。



あぁマジはまった。



俺が此所まではまるなんてな。


"恋"という文字すらしらなかった俺か゛…


あの時とは違う何かがあるのかもな。






でも、俺が今している恋は叶わないかもしれない。




多分美亜は、アイツが好きだから。


でも負けねえ。



雪夜には渡さねえ。





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