本物の愛をちょうだい。
ごめん。
晴樹さん…


アタシ、どうしても晴樹さんの気持ちには答えられない。



今はどうしてもオーナーが好きだから。



「美亜ちゃん。」


「はい。」


「いつでも待ってるから」


「え?」


「雪夜の相談~♪」


戻った。
いつもの晴樹さんに…




「晴樹さん、ありがと。」


「でも、これだけは覚えといて。」



「ん?」


「本当に辛くなったら、
いつでも俺んとこきていいから。」


「うん。」



< 75 / 283 >

この作品をシェア

pagetop