イケメン俺様君のお姫様☆
第1章
転校
私、中井真央(なかいまお)、
高校2年生。
長い黒髪はポニーテールに
していて、背は163㎝と
平均より少し高いぐらい。
如月高校に通うごく普通の女の子……
だったのに…。
家に帰ってリビングに行くと、
両親が珍しく椅子に並んで
座っていた。
どうやら私の帰りを待っていたよう。
そう察した私が両親の前の椅子に座ると、
お母さんが口を開いた。
「真央には、明日転校してもらうわ」
「…転校!?明日?」
「そうよ」
……は?
何で急に…。
「どうして?」
急なことに理解できない
私はお母さんに質問した。
「仕事の関係よ。ねぇ?お父さぁん?」
お母さんは、お父さんの耳元で
少し甘い声を出しながら
お父さんの手を握った。
………関係ないんだけど…、
実は…私の両親は
超ラブラブなのです。
「ああ。そうだよ」
仕事の関係か…。
私の両親は共働きで、お母さんは
お父さんが社長を務める会社で一緒に
働いている。
大きくはないが、
小さくもない会社を持つ
私の家はお金持ち。
でも特にみんなと変わった生活は
してないけどね。
高校2年生。
長い黒髪はポニーテールに
していて、背は163㎝と
平均より少し高いぐらい。
如月高校に通うごく普通の女の子……
だったのに…。
家に帰ってリビングに行くと、
両親が珍しく椅子に並んで
座っていた。
どうやら私の帰りを待っていたよう。
そう察した私が両親の前の椅子に座ると、
お母さんが口を開いた。
「真央には、明日転校してもらうわ」
「…転校!?明日?」
「そうよ」
……は?
何で急に…。
「どうして?」
急なことに理解できない
私はお母さんに質問した。
「仕事の関係よ。ねぇ?お父さぁん?」
お母さんは、お父さんの耳元で
少し甘い声を出しながら
お父さんの手を握った。
………関係ないんだけど…、
実は…私の両親は
超ラブラブなのです。
「ああ。そうだよ」
仕事の関係か…。
私の両親は共働きで、お母さんは
お父さんが社長を務める会社で一緒に
働いている。
大きくはないが、
小さくもない会社を持つ
私の家はお金持ち。
でも特にみんなと変わった生活は
してないけどね。
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