イケメン俺様君のお姫様☆
「真央ちゃんか。可愛いね!
黒木駿(くろきしゅん)だよ。よろしく」



そう言って王子様みたいな
笑顔を見せた駿君。。



なんだ…。


中身は全然ヤンキーっぽくないじゃん!



ってか王子じゃん!



「僕は中島優李(なかじまゆうり)
だよ!よろしくね」



可愛い!


なんだその笑顔。


私にはそんな可愛い笑顔できないよ。



「よ、よろしくね!」



私もそう言って微笑んだ。



「…おい!お前も挨拶しろよ!」



前を向いてぼーっとしている
イケメン君の肩を
叩いた駿君。



「はい?何で俺がそんなこと…」



イケメン君は冷めた声で
そう言い、机に突っ伏した。



「もう!しょうがないな!
コイツは西村奏汰(にしむらかなた)
だ。奏汰はあんま人に興味を
持たないんだよな…」



駿君は少しあきれた顔をしながらも、
奏汰君を紹介してくれた。




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