イケメン俺様君のお姫様☆
翌日、6時…。



私は、昨日の奏汰のことで、
よく眠れなかった。



初めての彼氏…。



初めてのキス…。



思い出しただけで頬が熱くなる。



私はまだ眠っている奏汰を
起こさないように
学校に行く準備をしていた。



そのうちに7時を過ぎ、
奏汰は起きた。



「ん…おはよう…真央…」



ちょっと寝ぼけている奏汰。


はだけたシャツから見える
キレイな鎖骨に、
私はまた赤くなった。



「…お、おはよう」



私は少し噛みながらそう言うと、
すぐに奏汰から目をそらした。



…か、カッコよすぎるよ…。



ヤバイ…。



ドキドキが鳴り止まない。



心臓がどうにかなっちゃいそうだよ…。
< 21 / 62 >

この作品をシェア

pagetop