イケメン俺様君のお姫様☆
その日の放課後。



私は同じクラスの男子に、
屋上に呼び出された。


告白かな?と
思った私は、断りに行くことにした。



1人で屋上に向かっていると、
前から駿君、優李君、奏汰の
3人が歩いて来ているのが見えた。



「あ、真央ちゃん。どっか
行くの?」



私に気づいた駿君が、
私の肩に手をのせてそう言った。



「…うん。ちょっとね…」



「どこに行くの?」



優李君が可愛い笑顔で聞いてくる。



「…屋上…」



私は小さい声でそう言った。



「屋上?どうして?」



「…いや…なんでって…」




「もしかして…告白?」



優李君はそう言って首をかしげる。



「真央。本当か?」


奏汰が私の腕をつかむ。




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