イケメン俺様君のお姫様☆
そのあと、私の服を見たり、
奏汰が好きな店を見たりした。



奏汰が選ぶファッションは、
とてもセンスが良くて…。



試着してきた奏汰の姿を見て、
私の心臓はずっとドキドキ
いっていた。



「どう?」



と、爽やかな笑顔で聞かれ、
更にドキドキが増した
私はカタコトな言葉で、
「ニ、ニアッテル」と言った。



そして昼ご飯を食べ、
じゅうぶん楽しんだ私たちは、
来た道を手を繋ぎながら
歩いていた。




ふと横を見ると、可愛い
アクセサリーがたくさん並んだ
店がある。



私は思わず立ち止まった。




「…どした?」



そんな私に気づいた奏汰
が振り返る。



「…ん?いや、この店、
可愛いなと思って…」



「…見よう」



奏汰はそう言って私の手を引いた。



「えっ…」



手を引かれたまま、私たちは
店の中に入った。











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