イケメン俺様君のお姫様☆
「わー、可愛い!」



可愛いアクセサリーたちが
キレイに並べられてる。



今私が見ているのはネックレス。



アクセサリーの中でも1番
好きなんだ。




だからこういう店に来た時は
必ず見る。



「あ、コレいいな」



そう言って手に取ったのは、
ウサギと苺がついたネックレス。



…可愛い。



「それがいいのか?」



私が見ていると、奏汰が訊いてきた。



「…あ、うん。可愛いなと
思って……あ!」



私がそう言うと、奏汰は
そのネックレスを私の手から
スッと取った。



そしてそのままレジに持って行く。





「…はい」



少しして戻ってきた奏汰は、
私にネックレスの入った
袋を私に渡した。



反射的にそれを受け取る。



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