イケメン俺様君のお姫様☆
「…あ、ありがとう」



私は嬉しくなって、
笑顔でお礼を言った。



奏汰も笑顔を返してくれる。



「帰ろう」



私たちは、また手を
繋ぎ歩き出した。



そして駅に着くと電車に乗り、
高校の最寄りの駅で降りた。



2人で歩いて寮に向かう。



「…今日は楽しかったね」



私は隣を歩く奏汰に話しかけた。



「ああ、そうだな」



奏汰は私を見て微笑んだ。



…カッコいい…。



何度そう思ったか…。



でも、いつ見てもカッコいいんだよね。



私は奏汰のカッコよすぎる
顔に見入ってしまった。



「何?俺の顔に、なにかついてる?」



気づけば立ち止まっていた。










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