イケメン俺様君のお姫様☆
私は今、ベットの上にいる。



奏汰はお風呂に入っていて、
シャワーの音が聞こえてくる。



その音を聞き流しながら、
私は由梨にメールをしていた。



今日のデートのことを報告する。



返事には、羨ましいと書いてあった。



しばらくメールのやり取りを
していると、奏汰が出てきた。



「真央」


私の名前を呼びながら私の隣に座る。




奏汰の髪は濡れていて、
すっごく色気が出ている。



…ドキドキするな…。



だんだん顔が熱くなってくる。



「なに赤くなってんの?」



ち、近い…。



余計に赤くなっちゃうよ。


「…いや、別に…」



早く離れてよ。



私の顔は、きっと真っ赤だ。



そう思った瞬間、頬に
柔らかくて温かいものが触れた。
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