あなたのキスで世界は変わる


先生はいつか私のそばから居なくなる。

早く、代わりを見つけておかないと。


私、死んじゃう。

別にそれでもいいけど。


佑夜なら先生の代わりになれる。


「…いいよ、おいで」


揺れる彼の瞳が私を布団の中に招き入れる。


ゴソゴソ潜り込むと佑夜のいい匂いがいっぱい。


上目遣いで彼の瞳を見つめた。



「佑夜…」

「…っ、言っとくけど、俺はお前を抱かないからな」


え…?


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