乙女桜〜誠の武士〜


土「あいつが怯えたぁ?
その襲って来たやつは他になんか言ってたか?」

斎「…いえ、特には何も。
それと、和泉が右腕を少し切られたようで…」

土「切られただぁ!?
あいつ大丈夫なのかっ!?」

斎「それが…
傷を手当てしようとしたら、
必死に隠されて、見せてもらえませんでした。」

あの時のあいつは
傷口を見られる事を拒んだ。
俺に向かって声を荒げて。
あの態度は明らかにおかしい。

土「…とりあえず、今日は休め。
明日あいつに直接聞く。」

斎「…御意」


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