私に関わらないで下さい。



「いや、イイよ。それより来てくれて良かった…」




そっと掴まれた手を離された



それと共に私はうつむいてた顔を上げる



声に含まれていた安堵感、それは鏜青君の表情にも出ていて



私を避難するような眼差しや雰囲気は全く無かった




おかしな人…



私が言うのもあれだけど、普通怒ったり、理由を聞くものじゃ…⁇





「クスッ、どうしてって顔してるね?

答えは簡単だよ。君がちゃんと約束どうりここに来た、これが僕にとってはすごく重要なんだ」



< 33 / 79 >

この作品をシェア

pagetop