私に関わらないで下さい。
「へぇー、でも鏜青君ならよっぽどのものじゃない限り、何でも手に入りそうだけと…?」
「へ?何で⁇」
と言うと、可恵は何処か呆れた目を向けてきた
「あんた本っ当に鏜青君のこと知らないのね…よくクラスの女子が話してたのに、耳にも入ってなかったとは…」
「むぅ…仕方ないじゃんか。まさかこんな事になるとはこれっぽっちも考えてなかったんだから…」
「はいはい鏜青君、ある大手企業の社長の息子らしいの…御曹司ってことね…」
お坊ちゃんだったんだ…でも、あの外見なら
「モデルでもやってそうだけど…?」
「実際オファーがあったらしいけど、全部断ったらしいよ」