私に関わらないで下さい。
「でも、何で鏜青君一貫の高等部校舎の近くに居たのかな?」
「さぁ…?偶々か、先生でも探してたんじゃないかな??」
…………………
「…………琉華…。あんた日曜何やったの……」
「ないないないっ!!何もしてないっ!!それにまだ私を探してるとは限らないじゃんっ!!」
先程の子達に聞かれるとマズイので
あくまで声を抑えて精一杯否定する
そうっ!!考え過ぎだよ!!あの人が私を探す理由がないっ!!
「でもそれしか考えられないんだよね…
だって琉華、今まで一度も彼に限らず特別科の生徒が他の校舎に言ったって事は聞いたこともないし。
先生は特別科の担当の別の先生だけだし…何よりその職員室は特別科の校舎内にあるしね…」
「ぐっ……」