私に関わらないで下さい。




明らかに女の声じゃない、つい最近聞いたことがあるような声が後ろから聞こえた



可恵も私も固まってしまった





恐る恐る後ろを見ると




「こんにちは、杉咲さん。日曜日ぶり」




「どうしてここにいるんですか、鏜青君」




ここに来ることになった元凶の彼がいた



「隣の君は杉咲さんのお友達?」


おいっ!!私の質問は無視かっ?!!


可恵も戸惑ってるじゃんかっ



「あ、はい。鈴木 可恵です」



「鈴木さんだね。悪いんだけど、杉咲さんかりていいかい?」


可恵っ可恵っ!!行かないでぇぇぇ!!


こんな奴の言うことに耳を貸しちゃダメっ!!

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