promise

幼馴染み。

…幼稚園の時…

「…うっ…優亞のうさちゃんがぁ…ひっく…」

「あらあら、優亞ちゃん。うさぎさん壊れちゃったの…くまさんは、いや??」

幼稚園の先生は、ニコッと笑って、くまさんをくれた。

「やぁだーっ…ひっくぅ…うさちゃん…えーんっ…」

「困ったわね…もう、うさぎさんないのよね… 」

「優亞ちゃん。」

「なぁにっ?…ひっくっ…海音くんっ…?」

「俺の…あげる。いらないから…」

「え?ありがとー!海音くんっ♪」

「…/////」


…そして今…

…ピーンポーン…

「はぁい…」

あたしの名前は、春田優亞。
4月から、高校生!
そして、念願の一人暮らし!
…のはずなのに。

「あっははー!暇だから明日まで泊めてーっ!」

「なにが、あっははーよ!ば海音!」

「誰が馬鹿だって?俺学年一位だせ?」

海音は、ニヤッと笑った。

なに?あのどや顔。

「一日だけだからね」

「へーいっ!ありがとー優亞ー!」

なんなの?

いくら幼馴染みだからって…

程があるわよ。

海音だって、男でしょ?

…一様。
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