弱小バスケ部の奇跡
「レッツラゴー☆」
「「「いえーーいっ」」」
「ぜぇーー…はぁーーー……」
高柳 棗。
今ので人生の半分のエネルギー消費しました。
そして今更だけど、あたしバス酔いひどいんだった。
酔い止め飲んできてないしーっ………
どっちにしろ、飲む時間なんてないに等しいかったけど。
「…うえぇーーー、やばい……」
ついにきてしまったよ、ヤツが。
バス酔い。
「な、棗ちゃん大丈夫?」
蒼乃があたしの顔を覗き込む。
……あたしこれ、生きて帰れる?
約20分バスに揺られ、やっとT中近くのバス停に到着。
うわーーーーーーっっっ
新鮮な空気最高ッッッッッ!!!!
生きててよかった!!