弱小バスケ部の奇跡





最後のクォーターは、M中ボールでスタート。




点差をさらに広げて、勝つ!!!!!






…………が、しかし、



あたし達の体へのダメージは、思った以上に大きかったらしい。




「痛…ッ」


〝ピッ〟


審判がタイムをとってくれた。



始まって早々、美凪と4番が接触し、美凪はそのままフロアに倒れた。




「「「「美凪ッッ!!」」」」


上半身を起こした美凪は、顔を歪めた。



「どうした? ひねった?」


未希が美凪のバッシュを脱がせる。





< 320 / 332 >

この作品をシェア

pagetop