弱小バスケ部の奇跡






長い長い3日間が終わった、その日の放課後。




あたし達は体育館のドアを開けるや否や、口を開けて固まった。






「「「「「……………。」」」」」




………なんだ、これ……?





目をぱちくりさせて、ほっぺたつねって、頭を振る。



でも、目の前の景色は依然として変わらない。







「こんにちはーって、えぇ?!」



やって来た美羽ちゃんも、あたし達同様、立ち止まり言葉を失った。





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