【完】追っかけボーイとクールガール
「私の親がまだ生きてるころさ遊園地に行った事があったんだ」




「そうなんだ」




「それで、ジェットコースターに乗ってみたかったんだけどまだ小さかったから身長が足りなくてさ」




「そうなんだ、それで?」





「大きくなったらまた来ようねって、母親が言ったんだ」





「そうか、それで・・・・」





「うん、でも乗れなかった」





その瞬間部屋の扉が空いた




< 69 / 345 >

この作品をシェア

pagetop