謎と推理と結末と
曖昧な依頼主
『あ、あの…播磨 玲那(はりま れな)といいます。』
「で、どんなトラブ…いや、どんな用件でしょう?」
『あ…えっと、実は、最近友達の様子が可笑しいんです…。』
「可笑しいとは、一体どのように可笑しいのですか?」
『何かを隠しているというか…。
それで、お願いがあるんです。
その友達が何を隠しているのか、全て調べてほしいんです。
…無理でしょうか?』
「はぁ…まぁ、わかりました。
こちらで調べておきましょう。
もし、他にわかったことでもありましたらすぐ教えて下さい。」
『はい。
失礼します…。』
そう言って、彼女は部室を出ていった。
「自分でもわからないのに隠してると言い切るのも凄いことね。」
『そんな体験ないってことか?』
「私にはないわ。人に関心を持ったのは貴方が初めてだもの。」
「悲しいこと言うなよな。俺は勿論ある…が、何を隠してるか全部透視脳力でお見通しだから意味ないんだよなぁ…。」
「で、どんなトラブ…いや、どんな用件でしょう?」
『あ…えっと、実は、最近友達の様子が可笑しいんです…。』
「可笑しいとは、一体どのように可笑しいのですか?」
『何かを隠しているというか…。
それで、お願いがあるんです。
その友達が何を隠しているのか、全て調べてほしいんです。
…無理でしょうか?』
「はぁ…まぁ、わかりました。
こちらで調べておきましょう。
もし、他にわかったことでもありましたらすぐ教えて下さい。」
『はい。
失礼します…。』
そう言って、彼女は部室を出ていった。
「自分でもわからないのに隠してると言い切るのも凄いことね。」
『そんな体験ないってことか?』
「私にはないわ。人に関心を持ったのは貴方が初めてだもの。」
「悲しいこと言うなよな。俺は勿論ある…が、何を隠してるか全部透視脳力でお見通しだから意味ないんだよなぁ…。」