僕と再婚して下さい。
『洋介?』

『ごめん。食べてきた』

『はっ?』

『本当にごめん!』


洋介の話はこいうことだった。

会社の後輩のトラブル問題は、洋介が仲介に入ったことで穏便に済ませたとのこと。

洋介が帰ろうとしていたところ、同僚と遭遇。

そこから、ご飯食べに行こうと誘われたとのこと。



『責めて電話くれてもいいんじゃないの?』

『電話したよ。舞も誘うつもりで』

『電話なんてなかったよ!』


あたしは、洋介に着信履歴を見せた。

スマホでゲームしてたから、電話が鳴れば気付くハズだもん。
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