僕と再婚して下さい。
「おはようございます」

挨拶をして輪の中に入っていく。


「舞ちゃん、またハセガワホームで男見つけたの?」

事務員の山本さんが、目を輝かせ聞いてくる。

「そんなんじゃありませんよ~。ただの知り合いなんです」

「ふーん」

山本さんは、深く追求してくることはなかったけど、ニヤニヤ笑っていた。




そして、全員揃った(20人くらい)ところで、バーベキューが始まった。


お肉に野菜に魚介類、どんどん焼いていく。


「舞ちゃん、遠慮しないで食べてる?」


そう言いながら、川崎さんがあたしの隣に来る。
< 55 / 394 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop