僕と再婚して下さい。
問い詰められてるみたいじゃない?


「舞ちゃん」

「あの……。洋介と会ったこと隠してたわけじゃないんですけど……」


これ以上、何て言ったらいいか分からず、あたしは俯いてしまった。

洋介のバカー!!

ベラベラ人に話して、あたしを巻き込むなよー!!


「帰ろう」

「え?」

「舞ちゃんと2人で話がしたい」

「……」


川崎さんが先に立ち上がる。

そして、あたしの手を引っ張り立ち上がらせた。

皆の注目の的になってしまう。


「すみません、オレ達お先に失礼します」

「川崎つき合い悪いぞー。どんだけ彼女といたいんだよー」

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