螢狩
俺もそろそろ家の中に戻ろうと思い、立ち上がろうとすると、蛍の様な光が見えた。

この辺りでは、蛍なんていないはずなのに。

俺は座り直し、その光を見てい…た―





体が固まり動かなくなった

目は乾くのに瞬きさえする間が無い程見つめていた

口は開き何かを言おうとするが、ただただ言葉にならない息をはくだけだった



そこには―――
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