♥︎幼なじみと同居生活♥︎【完】
悲劇
その日から毎日純麗さんは優也にベタベタと引っ付いていた。
あたしと優也が帰るときも純麗さんはついてきた。
いくら優也が注意しても…
「優也〜、なんであたしと付き合ってくれないの?」
「めくがいるから」
「こんな子優也に似合わないじゃん!」
確かにそうかもしれない。優也はかっこよくてみんなにモテる。あたしは平凡でなんの取り柄もない女。美人な純麗さんと付き合ったほうがお似合いだ…
「優也、さき戻ってるね!」
「めく!」
あたしは家まで走った。