♥︎幼なじみと同居生活♥︎【完】



「あ、僕の愛しのめくちゃんだ〜、こんなところで出会えるなんて運命だね」


嫌みな笑みを浮かべるそいつはあたしを見た。


「あ、あたし用事があるので」


過ぎ去ろうとしたけど、すぐに腕を捕まれた。


「僕が、めくちゃんを手放すわけないでしょ?」


香川光はクスッとわらった。


「はなしてくださいっ」


「嫌、さっ、いこうか」


「いやっ」


でも男の人の力には適わなかった。


そのとき−−−−−



「君、何をしている?」


警備員さんが助けてくれた。


「た、助けてくださいっ!この人、ストーカーなんですっ!」


「君、ちょっと来てくれるかな?」


警備員さんがそういうと香川光は走って逃げていった。


警備員さんはその後を追い掛けていった。


< 45 / 214 >

この作品をシェア

pagetop