♥︎幼なじみと同居生活♥︎【完】
「今日は災難だらけだよ…」
あたしは家に帰った。まだ優也は帰ってきていない。
携帯を開けると電源が切られていた。そういえば香川光があたしの携帯の電源切ってたような…
電源を入れると電話が25通きていた。すべて優也だった。
急いで電話をかけた。
「もしもし優也?」
『めく!?電話しても出なかったから心配した』
嬉しい、心配してくれてたんだ。いつものあたしなら素直にそう思えていたかもしれない。けどあのときデパートに置き去りにしたくせに。そう思うと腹が立って
「デパートであたしのこと置いていったくせに心配なんかしないでよ!!」
『めくっ』
ツーツー
電話を切った。これ以上言い訳なんか聞きたくない。あたしはソファーで泣いた。