♥︎幼なじみと同居生活♥︎【完】
¨最低¨
「ここどこ?」
走ってきたから場所がわかんなくなったあたしはとぼとぼと一本の道を歩いた。
今は夜中。ちょこちょこ家の電気はついているがほとんどきえている。
「だれか…助けてよ」
あ!携帯ある!親友の美紀に電話しよっ
プルルーープルルーー
ブツッ
『もしもし?めく?』
「うん」
『どうしたの?こんなよる遅くに電話くれるなんて珍しいね。なんかあった?』
「道に迷って…」
『え!大変!どんな建物が近くにある?』
「白い新しい家と、その向かいに茶色の家かな?」
『はぁ10秒で行くから』
ブツッ
「え!美紀!ちょっと!?」
切れちゃった。10秒で行くってどういうことなんだろう。
すると肩をとんとんとされた。