気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
ヒートアップする言い合いを制止する机を挟んで向かいの上田優生。
要するに、私の横が未歩で、机を挟んで向かい側が上田優生、その横が進くん。
なぜ、こんな状況になったのかは数日遡(さかのぼ)る。
事の発端は、クラスでいつも話しかけてくる上田優生がどうしても勉強を教えてほしいと言ったことから。
仕方なくOKしたものの、ふたりきりでは気まずいから未歩を呼んだ。
だけど向こうも向こうで進くんを呼んだらしく、こういう状況になった。