気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



「おいで、シフォン」

 長年私の家に来ている未歩が呼んでも『フイッ』とそっぽを向いて寄ろうとはしない。

「シフォンおいでっ」

 今度は上田優生が手を広げて笑顔で呼ぶ。

 どうせ行かないでしょっ?


「ニャーン♪」


 えっ……!?



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