気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
「しっ…ふぉ……っ」
寂しさばかりが心を蝕(むしば)み、苦しさばかりが心に穴を空け、辛さばかりが私に涙を与えるんだ。
いつだって私は寂しさと楽しさが背中合わせ。
楽しいと思ったらいつの間にか寂しさが押し寄せてきて、楽しさを飲み込んでしまう。
『寂しい』と素直に言えたらどんなによかったろう。
でも、もう言えないんだ。
自分の気持ちに嘘をついてきた私には。
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