気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
Cat Girl★4th

大切な気持ち 【side 夏音】




 空中ブランコに乗って、

 ジェットコースターに乗って、

 ゴーカートに乗って、

 メリーゴーランドに乗って………


 遊園地に来てたくさん乗り物に乗った私たちはお昼ごはんを食べていた。


「あ、そのサンドイッチちょーだい!」

 上田優生が指差すのは私が大好きなツナマヨ&キュウリのサンドイッチ。

 天使だったらあげたのかもしれないけど、今の私はそんなに優しくない。

 パクッとそれを一口食べて言った。

「やーだよっ♪」

「なっ!?」


 誰があげるもんかっ

 これは私の大好物だっ!



 
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