気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
「バカじゃないのっ………?」
照れてしまって強く言えないのも堪らなく悔しい。
「クハッ……もっと可愛いっ」
そう言ってキラキラな笑顔を向け頭を撫でられて、嬉しくてノドを鳴らしたなんて、内緒っ
「からかわないでよっ……!」
なんて言いながらも撫るその手は優しくて心地よくて、その手を振り払うことはできなかった。
ううん、振り払いたくなかった。
だってまだ撫でられていたいものっ