気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
どうして私はこれほどまでにも意地っ張りで弱虫なんだろう………
ちゃんと素直に、『まだ話す心の準備ができてないだけなんだよ』って言えばよかったんだ。
そうしたらあんなに苦しそうな顔をさせることなんてなかったんだ。
まだ笑い合っていれたかもしれないんだ………
「・・・・・・ごめんね………」
届かないごめんを口にしたって、ただ虚しく空気に消えていくだけだった。
私は知りました。
好きという気持ちを……