気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
先公を待っていてはダメだと思い、華奢な体の彼女を抱き上げた。
「きゃーっ!」
「日高さんが優生くんに抱き抱えられてる~~~っ!!」
抱き上げた途端黄色い声があがったが、そんなのは完全に無視して保健室へと向かった。
腕の中の彼女はあまりにも軽くて、細くて少し強く抱き締めれば今にも壊れそうだ。
走って保健室に向かい、扉を足で開け、強引に保健室に入ってベッドに彼女を寝かせた。