気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



 この話し合いに彼が混ざれば何もかも知られてしまう。

 話すつもりではいたけれど、こんな風に話すことになるとは思いもしなかった。

 たから、正直心の準備ができていない。


 嫌われたりしないか、

 話しかけてくれなくなったりしないか、

 拒絶されたりしないか、


 不安が募ってしまう。


 勿論上田はそんなひとではないことくらい良く解っている。


 だけど不安で仕方ないんだ。



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