気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
だけど、今上田が何を言いたいのかがまったく読めないのが難点。
「どうしたのっ?」
少し腹が立ってきて、強く訊く。
すると上田は決心したようで、顔を引き締め、真剣な顔をして言った。
「俺は日高が好きだっ」
えっ………
えぇ~っ!?
「あのっ、好きってあの恋愛感情の好きっ?!」
パニック状態に陥っている私は噛みながらも必死に訊いた。
あっ、合ってるといいんだけどっ
合ってなかったら恥ずかしいし、それ以上に辛い。