気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
「えっ……あぁ、うんっ…?」
「なんか調子狂っちゃうじゃんっ」
そっぽ向いて拗ねたように口を尖らせ、長い桜色のような茶色い髪を指に絡める姿は、小さい子を見ているようであまりにも可愛いっ……!
・・・思わず、
「抱き締めたくなるじゃんっ……」
そう言いながら、目の前の可愛らしい小動物に腕を回した。
「なっ…!?///もうっ、抱き締めてるじゃないっ!」
顔を真っ赤にさせて、心臓をドキドキさせながら、言う彼女のソレが染りそうになる。
いや、実を言えばもう染ってる……
ドックン…ドックンッ
心臓が暴れる。