気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
今は必死になぁを捜すんだ!
「なぁっ!!なぁっどこいるだっ!?」
静かな路地に響く俺の叫び声。
全く、さっきから呼び掛けても返事がない。
それに加え、人が生活してる音すら聞こえない。
ここほんとに住宅地か?
まだ10時なんだから起きてて普通な時間なんだけど・・・・・・?
ドンッ・・・・・・!
「うわぁっ?!」
ボーッとして歩いていたら男の人にぶつかってしまった。
「あ、すすっすみません!!」
「あ、あぁ・・・・・・。」
「あ、あのっ!女の子見てませんか?10代の!」
「いや?見てないけど・・・・・・。」
そっか・・・・・・。
あ~ぁ、どうしよう・・・・・・?
「はぁ・・・・・・。」
「どうかしたのかい?」
「それが・・・・・・喧嘩してしまって、この住宅地の中にその子が走って行ったんですよ」
「それは危ないっ!早く捜そうっ!!」
えっ?