気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



 そう聞けば医者は少し苦い顔をした。

 ゴクリッと喉が鳴った。

 大丈夫じゃない・・・・・・のか?

「命に別状はありません。」

「よかった・・・・・・。」

「ただし、重傷なので目覚めるのに数日かかるかもしれません。」



 ・・・・・・。

 重傷・・・・・・か・・・・・・。

 俺があのときちゃんとなぁの気持ち理解してやれば良かった・・・・・・。

 そうすれば・・・・・・そうすればっ!


 なぁはこんなめに遭わずに済んだかもしれないのに・・・・・・。



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