気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



「ほんと目、覚めてよかった~っ!」

「ん~。なんかよくわかんないけど、心配させてごめん」

「ううん。戻ってきてくれたから許す!」

「ありがと。ところでさ、このひと誰?」


 そう言って私は、私の彼氏だとかホラを吹いている男を目で指した。

 未歩ならわかるでしょっ。

 でもそんな私の言葉に未歩は凍り付いてしまった。


「え・・・・・・?」


 え?って私が言いたいよ・・・・・・。
 私がこの男の子の彼女なわけないじゃんっ!


「なんかさー、私の彼氏とかホラ吹いてるのよ」

「なに・・・言ってるの?ねぇ、優生くん?」

「あ、あぁ・・・・・・。」

「「「・・・・・・。」」」



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