気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】
ー数年後ー
俺たちは24歳になっていた。
そして今日は大事な日。
「夏音と優生くん、おめでとう!」
「お義父さん、ありがとうございます。」
結婚式を迎えていた。
今日は宝くじの日、9月2日。
俺らが二度目に付き合い始めた記念日だ。
「夏音をよろしくお願いいたします。」
「はい、任せてください!」
「夏音、良かったわね~!」
「なによ~っ/////お母さん、からかいにきたなら帰って!」
「こ~ら。お義母さんは俺たちを祝ってくれてるんだろ?」
「そうだけどっ・・・・・・。」
なぁはちゃんとお母さんと会い、仲直りをした。
初めの内はぎこちなく、見ていてハラハラすることもあったけど今となっては仲良し親子だ。
振り返ってみると色々なことがあった。
なぁとのことだけでも結構ある。
一度目に付き合う前も、ケンカしたし、なぁが事故に遭いそうになったし・・・・・・。
二度目に付き合う前は、事件があって俺のことを忘れられた。
二度目に付き合い始めてからも、ケンカしてお互い口をきかないこともあったし、逆に一日中ベッタリしたこともあった。
他のひとのことに関して言えば、
進と篠崎がカップルになって、もう結婚して子どもが双子でふたりもいる。
あ、それと!
「ニャーンッ」
「シフォンッ!やっぱり可愛いっ♪」
そう、シフォンはもう15歳になった。
出会った当時からすれば、少し老けたように感じるが、未だにピョンピョン跳ねまわるくらい元気だ。
今日はシフォンも結婚式に参加する。
なぁお手製のウェディングドレスを着て(笑)