気まぐれあの子は猫系女子っ!!【完結】



「ひ~だかさんっ」


 あえて彼女の机の正面に立ち、満面の笑みを浮かべ話しかける。


「どうしたの、上田くん?」


 そう言って彼女はいつものように綺麗な笑みを浮かべる。

 いや、いつもとは違う。

 今日のは少し戸惑った笑み。

 本当にどうしたんだろう……?

 訊いてみる?
 でも、本当のことを答えてくれるわけないよな………



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