十三番目の猫
サヨナラの空
別れを告げたあの日


君は私の気持ちなんて
知らずに

ずっと泣いていた


突き放したあの日

君は私の過去なんて
知る術もなく

ただ俯いていた


君の愛を否定した
君の全てを拒んで

善者のフリをした


偽善者の私は願った


「最期の夢は安らかに」

と…
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