ボクとキミとの距離
でも最期は・・・




きっと彼は「愛」に気付いていたと私は思いたい。




だからこそ、彼は自分の行いと「愛」との間で苦しんで「死」を選んだと。




インタビューの最後に監守さんはこう言葉を綴じた。




「全ての人が愛で苦しみ、愛で幸せになる。皆が真実の愛を求めて彷徨う。1人の普通の青年が犯したこの悲しい事件を通じて・・・少しでも愛を見失い、見間違わないで欲しい。」






真実の愛・・・・




それは苦しいものなのかもしれない。




でも・・・それを受け止めた時、人は成長できるのではないだろうか。





人を好きになる、そしてその恋が実る。


それは奇跡みたいなもの。





この事件を知り、恋することが怖くなった人もいるかもしれない。




誰もが犯してしまうような罪。




恋は自分を豹変させてしまうかもしれない恐ろしいものだ。
< 67 / 71 >

この作品をシェア

pagetop